今日もレジ打ちの担当をしていると、アジア系の外国人のお客さんが店に来店し店に入ってくるなりすぐに商品棚を流すように見始めた。
スマホとにらめっこしながら何かを探している感じからするとどうやら購入するものは決まっているらしい。
私は目当ての商品を探す手伝いをしようと思ってお客さんに声をかけに言った。全然言葉は分からずともスマホの画面を見せてもらえばとりあえずお手伝いはできそうだったので、「エクスキューズミー?」と声をかけてみた。すると、外国人のお客さんは一緒に商品を探そうとするこちらの意図を察してくれたらしく、「コニチワー!コレ、アリマスか?」とカタコトの日本語でスマホの画面を見せてくれた。言葉の壁があると思ってなんとなくビビりながら話しかけた私は日本語が少しでも通じることに少しほっとしながらスマホの画面を見た。いくつかの食品の画像が表示されており、そのうちの1つが拡大画像になっており、その商品を探しているようだった。しかし私の店では取り扱っているのを見たことのない物だったので、お客さんにはとても申し訳なかったがこの店では売ってないことを伝えるととても残念そうにしていた。それでもスマホに表示されている他の商品は店で取り扱いのあるものだったのでご購入までを少しお手伝いをすることができた。
お客さんは店を出る前に笑顔で「アリガトー!」と言って満足気に帰っていった。私はお客さんが去っていくのを見ながら「1つだけ見つけられなかったあの商品は別の店で取り扱いあるのかな?」と思ったので近くにいる先輩に聞いてみると、「あー!それね!もうどこにも売ってないよ!去年まではあったんだけどねー!人気あったのになー!」とのことだった。
それを聞いてあのお客さんが去年からのリピーターだったことが分かった。もう売ってない商品なので仕方のないことだが外国からわざわざ商品を探しに来ていただいたことを考えると申し訳ない気持ちになった。
次に同じような外国のリピーターのお客さんが来店したときは「まだ他の店で取り扱っているか」までを伝えられるようにして、もし希望に沿えない場合は代替案も出してみようと思った。
今日は明治の「プッカ」を食べた。カリッとした生地の中にしっかり入ったチョコレートに喜びを感じながら食べることができて癒されました。