私の働かせてもらっている店には店舗専用のポイントカードがある。ポイントをためるとランクが上がり、買えば買うほどお得になる仕組みになっているので、レジで商品を購入されるお客さんには全員にカードのお作りするかを聞いている。
この、ポイントカードを作るかどうかを尋ねた時ときの回答が十人十色で面白いと思っている。「ありがとうございます！作ってください！」と明るい方、「うーん…どうしようかな」と真剣に悩む方、「すみません、今日は大丈夫です」と申し訳なさそうに断る方、「いいえー、いりませーん」と断るのに慣れている方など様々だが、私が一番面白いと思っているのが、「いえ！！いりません！！」と語気強めにこちらに言い放つお客さんです。
レジ打ちで何人もの人に接客をしていると、不思議なことに強く拒否感を示すお客さんと巡り合うことに気づいた。この方々に共通している特徴が、拒否の言葉の中に「怯え」や「恐れ」のようなものが含まれていることで、まるで「攻撃してこないで！」と言われているような感じになる。
こちらとしてはお得になるポイントカードのお作りをすすめているだけなのに悪いことをしているような気持ちになってしまう。そんなときは私の頭の中の武藤遊戯が「リバースカード！オープン！『ポイントカード！』効果によりお客さんにダイレクトアタック！」と言ってくれるので嫌な気持ちは軽く吹き飛んでいき、平常心で接客をすることができる。あまりにも真面目にお客さんの言葉を受け止める必要はないと思う。
今日はネスレの「キットカット」を食べた。少し冷やして食べたのでパキッとしたチョコレートの甘さとサクッとしたウエハースの食感に癒されました。
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